秋の食材であるりんごは、体にこもった余分な熱を抑えストレスがたまってイライラしているときなどに効果的。またりんごと白きくらげは、五臓の肺(はい)を潤す食材。薬膳のもととなる中医学では、肺は呼吸器系のほか肌とも関係が深いため、肺を潤すことはのどの渇きや咳を鎮めるほか、美しい肌づくりにもつながると考えられています。体を温め気血を補う赤ワインと、肌のたるみや乾燥の改善に役立つ蜂蜜を加えれば、秋の美肌デザートの出来上がり。
- 紅玉(なければ他の品種でも) 1個
- 白きくらげ(乾燥) 5g
- 干しぶどう 少々
- 蜂蜜 大さじ4
- 赤ワイン 50cc
- 水 4カップ
- シナモン(パウダー) お好みで少々
白きくらげはたっぷりの水(分量外)に10分くらいつけてもどしたら、水洗いしてざるにあげ固い石づきの部分は取り除いて一口大に切る。
鍋に水と白きくらげを加え強火で加熱し、沸騰したら弱火に切り替え、蓋をして白きくらげがとろとろになるまで1時間程度煮る。
皮をむいて6つ割にし芯をとった紅玉と蜂蜜と赤ワインを加えて、弱火でさらに20分ほど煮る。
3を器に盛りつけ、干しぶどうを飾る。お好みでシナモンパウダーをふっても美味。